設立目的概要
管路情報協同組合は、東京都下水道委託「下水道管路・施設調査・情報処理、調査・台帳維持・補修システム開発と製造会社」等が集まり、管路補修画像解析システム開発と関連技術の伝承を目的に平成24年4月1日管路情報活用有限事業組合を設立。
有限事業組合が構築した(公財)日本下水道新技術機構 建設技術審査証明書取得 「ズームロボ」(簡易「台帳維持管理システムに連動:段差・蛇行・継ぐぎ目ことの「縦断図」・「平面図」作成)、「ALPS工法」(修繕・貼り合わせ施工自立管:貼り合わせ施工技術応用伏せ越し管・取付管施工、幹線(BOXカルバート)内異常個所補修施工等の技術・技能の継承と伝承、月間下水道記載技術公告・技術特集号・テクニカルレポート発表技術の実践と普及活動を行うため、平成28年11月1日管路情報協同組合を設立。
組合の経歴(令和5年3月末現在)
平成29年 4月 1日 東京都下水道局に対して調査業務 物品申請
平成30年 4月10日 関東経済産業局 【 官公需適格組合証明書】を取得
・官公需適格組合法に基づき「共同受注委員会」、「検査委員会」を設立し運用
令和元年 6月 定款変更変
(1)組合員のためにする下水道管路調査業務及び管路・施設等の維持管理業務の共同受注
従たる事務所埼玉県八潮市に置く(技術研修・開発センター)。
令和 4年 4月24日 中小企業庁 【 連携事業継続力強化計画に係る認定 】
・首都直下型地震、自然災害に対応する「ズームロボ」調査、「ALPS工法」具体的運用立案を開始
統合された主な技術
1.簡易型「台帳維持管理システム」構築 “作業内容 昭和58~平成12年:2,200km 調査データの電子化業務”(東京都下水道局委託業務:平成11年~13年:)
2.「創造活動促進法」認定技術“下水道調査で画像解析判定とカメラシステム”(平成12年7月)
3.IT搭載「TVカメラ車」製造(H17)・運用開始: 「台帳維持管理システム」データベースと連(統合技術)
4.(公財)日本下水道新技術機構 建設技術審査証明(下水道技術)認定技術
① 「ズームロボ」(人孔内固定TVカメラ調査システム)平成21年度取得
② 「ALPS工法」(下水道管きょ修繕工法・変更:貼り合わせ施工)平成22年度:変更令和2年度取得
5.小・中大口径・幹線走行TV・目視調査未調査路線、特殊人孔対応3D調査システムを開発・運用
6.調査工法選定画像解析システム:「台帳維持管理システム」データベースと連動(下水道展’17東京公開)
7.未調査路線管路解析調査(私道部埋設管路・暫定測量図との合成、縦断図作成業務委託)
新規運用技術:3D計測連動技術・技能の活用業務委託を開始
1.横浜市環境創造局 「ズームロボ」 “管口TVカメラ調査による成果の設計への利用について”(下水道展’17東京 下水道技術研究発表)
2.東京都下水道局 処理所3Dによる安全教育用業務委託
3.京都市上下水道局 「BIM/CIM活用勉強会」(下水道展’21大阪 下水道技術研究発表)
4.首都高速道路㈱ 「本管・取付管位置計測箇所解析調査」
(閉塞位置解析、縦断図:試行 調査データ・測量図・3D計測データの合成活用)
インフラ調査に技術活用
管路内調査連動3D画像解析と3D計測・ドローン調査(異常規模解析)情報融合技術を5年毎との橋等調査と現況図作成に活用
沿革
平成21年3月 | 「ズームロボ」(人孔内固定調査システム) 建築技術審査証明書 取得 |
平成22年3月 | 「ALPS工法」(下水道管きょ修繕工法)建築技術審査証明書 取得 |
平成24年 | 管路情報活用有限責任事業組合 設立 |
平成28年10月 |
管路情報協同組合 設立 「技術研修・開発センター」を埼玉県八潮市に設立 |
平成29年8月 |
CIM(Construction Information Modeling)を構築 技術開発を続けてきた管路施設調査3D画像と連動 |
平成30年7月 |
BIM(Building Information Modeling)を構築 これにより3Dスキャナー測量とBIM/CIM構築・解析業務を開始 |
令和元年4月 |
経済産業省 中小企業庁 官公需適格組合 認可 |
令和3年 |
「ALPS工法」→「ALPS工法(貼り合わせ施工)」へ変更 3D画像データベース開発 |
令和3年4月1日 |
管路施設情報処理(3D画像解析・3D計測データ処理等)と3D計測調査技能士の養成所を技術研修・開発センター内に設立 組合員株式会社リプロ内にALPS工法(貼り合わせ施工)の擬実研修実践訓練所を併設 |
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